2025/03/03 21:43
【0~8℃】
10度以下の気温では本格的なアウターや防寒具をしっかり着こまないと寒さを防ぐことができません。
ダウンジャケットや厚地のコート、ストール、手袋などを活用するのがおススメです。
・ダウンジャケット+シャツ+スラックス

最強の防寒具といえばダウンジャケットですが、もこもことして着ぶくれしがちなのでオシャレに着こなすのは難しいと感じている方も多いです。
キルティングのステッチが少ないもの、凹凸感が出すぎないものを選ぶと着膨れしにくくて着こなしやすくなります。
また、襟元がしっかり立ち上がっていてボリュームのあるものを選ぶと、小顔効果で全体のシルエットが整って見えるので着ぶくれ感も気になりにくいです。
ダウンジャケットはアウトドア由来のカジュアルなアイテムなので、他のアイテムは大人っぽくまとめることでバランスを取ることができます。
シャツやスラックス、革靴などできれい目なアイテムを合わせるのがおススメです。
・メルトンロングコート+ストール+ジーンズ

しっかりとしたウールメルトンのロングコートも真冬に活躍してくれるアウターです。
ダウンジャケットに比べると保温性がやや劣るので、しっかりと前を締めて風が入ってこないようにするといいでしょう。
コートを着用する際に「前ボタンを開けるか閉めるかどっちがいいですか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃいますが、ファッション的には「どっちもあり」です。
基本的には開けて着用したほうがインナーを見せることができるのでおすすめですが、逆にコーディネートをシンプルに見せたいときは締めて着用するのもありですね。
「オシャレは我慢」という言葉もありますが、寒いときには実用性を重視して前を締めるというのも一つの選択肢です。
チェスターコートやトレンチコートなど首元が開いているコートだと、前を閉めても首元から風が入ってきてしまうのでストールを巻きましょう。
コーディネートのアクセントにもなりますし、小顔効果も期待できます。
ウールのロングコートはかなりかっちりした印象になるので、見える部分でカジュアルダウンして街着としてのバランスを取りましょう。
今回はデニムパンツをあわせることでカジュアルな雰囲気を加えました。
【9~12℃】
10℃前後の気温でもそこそこに寒いですが、少しずつ軽い装いを取り入れていくとマンネリしてきた冬コーデから脱却できます。
・ロングコート+パーカー+スラックス

重めのコートでもインナーに明るい色味をいれるだけで少し軽い印象になります。
前を開けてパーカーのプリントをちらっと見せることで、ロングコートのかっちりした印象をカジュアルダウンすることもできます。
・ショートジャケット+ニット+スラックス

保温性がある素材の短めジャケットもこの時期に重宝します。
ロングコートよりも軽い印象で着こなせて、春先までロングシーズン着用できるので一枚持っておくと便利です。
アウターが軽くなった分、インナーはしっかりめのニットにして防寒性を保ちつつ、寒々しく見えないようにしています。
【13~16℃】
徐々に暖かくなってきて春の陽気を感じる気温。
シャツや薄手のニットに軽いジャケットを羽織るくらいでちょうどいい時期です。
・アウトドアジャケット+シャツ+スラックス

軽く着られるジャケットの代表といえばアウトドアブランドのもの。
風を防ぎつつ、重さはそこまでないので昼と夜で寒暖差が出やすいこの時期にも重宝します。
カジュアルなアイテムなので、インナーは大人っぽいものやシンプルなものがオススメ。
15℃前後ならシャツや薄手のニットを着て、体感温度に応じてアウターで調節するのがいいでしょう。
脱いでもかさばらないアウトドアジャケットなら邪魔にならないのもポイントです。
・ニット+スラックス

アウターを脱いでより軽やかな印象にしたコーディネート。
とはいえまだ肌寒いのでニット単体で着るならは厚みのしっかりしたものを選ぶのがおススメです。
シンプルなワンツーコーデになるので、素材感やデザインに特徴があるものを合わせると地味に見えません。
この着こなしではモヘアのような毛足の長いニットで生地に表情があるものを合わせています。
アウターを脱ぐと一気に冬っぽさが無くなりますね。
【17~20℃】
このくらいの気温になってくるとかなり暖かくて防寒着はほぼ必要ありません。
シャツやスウェット一枚でも快適に過ごせる気温でしょう。
・パーカー+スラックス

スウェットパーカーをシンプルに合わせたコーディネート。
カジュアルなアイテムなので他はしっかり大人っぽいアイテムで合わせましょう。
トップス一枚で着用するなら腕まくりなどで体温調節もできます。
・カーディガン+Tシャツ+スウェットパンツ

Tシャツとニットカーディガンでレイヤードしたコーディネート。
暖かくなってくると逆に重ね着が難しくなって単調な着こなしになってしまいがちですが、薄手のもの同士を重ねることで気温に合わせたレイヤードができます。
全体をモノトーンで統一すればスウェットパンツをあわせたリラックスコーデでもだらしなく見えません。
カーディガンはTシャツ以外にも、シャツやスウェット、ロンTなど幅広いトップスとレイヤードすることができるので、一枚持っておくと着こなしの幅がぐっと広がります。