2025/01/13 18:58
今回はカラーコーディネート解説第2弾ということで、色味のあるアイテムの攻略法について解説していきたいと思います。
僕は中目黒の古着屋さんで店長をしているんですが、着こなしの色合わせに悩んでる方がめちゃくちゃ多いです。
そういった背景もあって、前回のカラーコーディネート解説では、まずモノトーンをマスターしましょうという風にお伝えしました。
色に対する苦手意識だったりとか、自分で着てみた時に違和感があってしっくり来ないという方はかなり多いです。
色味に対して苦手意識があるのは悪いことではないですし、以前もお伝えしたように色味を使わなくてもおしゃれなコーディネートはできます。
なので自分が好まない色味だったり、そういった色を使ったアイテムを無理に取り入れようとする必要はありません。
ただ、そうではなく積極的に色味を取り入れたコーディネートをしてレベルアップしたいという方だったり、この色のこのアイテムに一目惚れしたから、絶対にこれを着こなしたいというモチベーションがある方は、是非この記事を参考にしてみてください。
色の基礎知識
まず最初に色ってどういうものなのかっていうところを解説します。
色には大きく分けて有彩色と無彩色があります。
無彩色はいわゆるモノトーンと呼ばれる白黒グレーの色味のない色です。
色は色相/明度/彩度の3つのパラメーターで表すことができますが、無彩色であるモノトーンは、色相と彩度がなく、明度だけで表される色になっています。
逆に無彩色の白黒グレー以外は、全て有彩色になっていて、色相、彩度、明度の3つのパラメーターで表すことができます。
色相がどこにあるとか、明度が高い低い、彩度が高い低いっていうのが、カラーコーディネートの中で色のバランスを見るポイントになってきます。
詳しく見ていくとかなり専門的で難しい話になってくるので、まずは色味があるほどカジュアルで、無彩色に近いほどフォーマル、これだけ覚えておいてください。
色味のあるアイテムを着こなすポイント
ここからが本題で、色味のあるアイテムを着こなす時のポイントを5つ紹介していきます。
1.モノトーン+1色にする
2.彩度が低い色味のものを選ぶ
3.色味のあるアイテムはシンプルなものを選ぶ
4.モノトーンベースに+1色入っているアイテムを選ぶ
5.彩度が高いアイテムを使う場合は、白、グレーを入れる
1.モノトーン+1色でコーディネートする
まず1つ目のポイント、以前のモノトーンコーディネートでもお伝えしたように、黒白グレーのモノトー ンというのはメンズファッションの基本になる色な のでまずそこをベースにした上でどこか一色だけカラーを入れましょう。
これなら色に対する違和感も出にくいですし、有彩色同士の色の相性を考えなくてもいいです。
コーディネートの半分以上がモノトーンになってることで大人っぽさをしっかり担保することもできます。
ファッションに興味を持ち始めたばかりの頃に人と 違うものが着たいと思い、モノトーンをあえて避けてカラフルなものばかり買ってしまうのはあるあるですよね。
カラーの物どうしでコーディネートしようとすると色同士の相性もありますし、色数が増えることでごちゃごちゃした印象になりやすかったり、あまりにもカラフルすぎると子供っぽい印象になりやすかったりします。
色味 を取り入れたいと思ったら、まずモノトーンの洋服でシンプルなものを揃えてもらってから、そこに+1色っていう形で色味のあるアイテムを取り入れるのがおすすめです。
2.彩度が低い色味を選ぶ
2つ目のポイントは、彩度が低い色味のものを選ぶことです。
彩度が低い色味とは、例えばブルーの色味で言うとネイビーやペールブルーです。
なぜ彩度が低い色がいいかというと、モノトーンに近づくからなんです。
最初にお伝えしたように、色味があるほどカジュアルで、無彩色に近いほどフォーマル、大人っぽく見えやすい色になっていきます。
なので色味があったとしても、彩度が低い色味の方が大人っぽく見えやすいんです。
ポイント①のモノトーン+1色のコーディネートをする時にもカラー自体がモノトーンに近い方が、全体のコーディネートとして馴染みやすくなります。
逆に、彩度 の高いビビットな色味はモノトーンから遠くて、色の印象が強くなるので、コーディネートから浮きやすいんですよね。
あえて彩度の高いアイテムを使って印象的なコーディネートするっていうのもありなんですが、まだ色味のあるコーディネートに慣れてないうちは彩度の低い、モノトーンに近い色味を使うのがおすすめです。
3.色味のあるアイテムはシンプルなものを選ぶ
3つ目のポイントは、色味のあるアイテムはシンプルなものを選ぶことです。
ここもカジュアルなのか大人っぽいのかっていうところに繋がってきます。
1つのアイテムを見た時にその洋服を構成する要素って色味、デザイン、シルエット、素材感など色々あるわけですが、モノトーンではなく、色味のあるアイテムを使っているというところで、1つの要素がカジュアルになりますよね。
そこで、ほかの部分もカジュアルにしちゃうと、どうしても子供っぽくなりやすくて着こなしのハードルも上がってしまいます。
なので、色味のあるアイテムを選ぶ時はできるだけデザインがシンプルなものを選んでもらった方が大人っぽく着こなしやすくなります。
このポイントは単純化するために「色味」と「デザイン」という2つの軸で、色味がカジュアルならデザインをシンプルで大人っぽくしましょうっという風にお伝えしていますが、ちょっと応用してもらうと、色味が強いもの、カジュアルなものでも素材感やシルエットをしっかり大人っぽいものにすることで、バランスを取ることもできます。
とりあえずパッと分かりやすい部分で色味とデザインを意識してもらえればいいんですが、そこから一歩進んでデザインもカジュアルなものが着たい、色味も強いものが着たいとなった時は、素材感やシルエットにも着目してもらうと、着こなしのバランスが取りやすくなります。
4.モノトーンベースに+1色入っているアイテムを選ぶ
4つ目のポイントはモノトーンベースに+1色入っているアイテムを選ぶことです。
色味のあるアイテムというとその1色で統一されているものを想像する方も多いと思いますが、アイテムの大部分はモノトーンだけど一部にカラーが入っているものを選んでもらうとより取り入れやすいです。
例えばチェックシャツは複数の色が入ってるものが多く、意外と着こなしのハードルが高いですよね。
そんなチェック柄でもモノトーンベースで1色だけ色 が入ってるものにすると、アイテム全体としてはかねりモノトーンに近い印象になるんです。
しかし、カラーもちゃんと入っているので装飾性を取り入れられます。
もう一つ例をあげると、プリントもののスウェットや Tシャツでもボディがモノトーンでプリント部分だけ少し色味が入ってるものなら、同じように子供っぽくならずに着こなせます。
3つ目のポイントと若干矛盾してしまうんですが、デザインでカジュアルになったとしても、色の面積を抑えてカジュアルさを軽減することができます。
そのため、全体のバランスとしては着こなしやすいアイテムになります。
あとは、カラーアイテムを使う時は、コーディネートをモノトーン+1色にするとお伝えしたんですが、アイテム全体が一色になっているときよりも他のアイテムをモノトーンで合わせた時に着こなしに馴染みやすくなる効果もあります。
なので、今まで解説してきたポイントを使っても色が強く見えて違和感がある時は、できるだけ色の使う面積を小さくすることでもその違和感をなくすことができます。
5.彩度が高い色には白・グレーを合わせる
5つ目のポイントは彩度が高い色味を使う場合は白グレーを合わせることです。
これもちょっと応用的な内容になるんですが、彩度が高い色はモノトーンから遠くて、馴染みにくい色になっています。
彩度が高い色はカジュアルなので、大人っぽく見える黒を合わせればバランスが取れるというのも間違いではありません。
ただ、ビビットな色と黒を合わせると、彩度の高い色味がより目立って、印象が強くなってしまうんです。
警戒色といって、毒を持っている生物には黒地に黄色とか赤とか派手な色味をしたものがいますが、あれは目立つための色味ですよね。
黒+彩度の高いビビットな色味っていうのは目立ちやすいですし、強い印象を与える配色になっているんです。
そこでモノトーンの中で中間色のグレーやコントラストが目立ちにくい白と合わせるのがオススメなんです。
ただ、コーディネートをする上で黒を入れないのもなかなか難しいので、ビビットなアイテムと黒のアイテムを使ったら、その間にグレーや白のアイテムを入れることでも、そのビビットの色とのコントラストを少なくして着こなしに馴染みやすくすることができます。
もしくは、黒を使わずに白グレーだけでビビットな色味と合わせてもらうと色の印象を和らげることができるので、試してみてください。
まとめ
色味のあるアイテムを着こなす時のポイントを5つ紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
最後にもう1度おさらいしておくと、
1.モノトーン+1色にする
2.彩度が低い色味のものを選ぶ
3.色味のあるアイテムはシンプルなものを選ぶ
4.モノトーンベースに+1色入っているアイテムを選ぶ
5.彩度が高いアイテムを使う場合は、白、グレーを入れる
色味のあるアイテムに挑戦する時は、是非この5つのポイントを意識してみてください。
もっと具体的なコーディネートが知りたい、詳しく教えてほしいという方は店頭や各SNSのメッセージなどでお気軽にご相談ください!